まずは留学先を選定しよう J.T.的中国留学の第1歩

2019-10-06

留学を決意したのなら!

あるいは決意はまだでも「留学してみたいな」と思ったのなら!

具体的なプランまで考えてみると、よりイメージが湧きます。

情報を集めよう

僕は去年(2018年)の5月頃から色々と情報を集めてきました。

具体的には

留学費用、都市、カリキュラム、費用、日本人の割合等…

これらを知り、自分の要望と照らし合わせてみることで、留学に対する漠然としたイメージがかなりクリアになっていきました。

ネットで色々と探してみるのも良いんですが、情報収集にあたっては個人的に「中国留学セミナー」的なものに参加することをオススメします。

なぜなら、必要な情報をコンパクトに説明してもらえるうえに、質疑応答の時間があったり個人的な質問なんかも受け付けてもらえるので、効率よく情報が収集できるためです。

しかも大学一覧や学校毎の授業料、寮の有無、寮費等が載った冊子なんかも貰えちゃいます。

僕が実際に参加してみて良かったと思ったのはこちらです → 毎日留学ナビ

トップページより

[説明会お申込みはこちら]-[中国語留学のセミナー・イベント]

の順で辿って行けば各種セミナーの日程が表示されるので、その中から都合の良い日程や会場を選んで、予約をします。ちなみにこちらは無料です。

※開催地は主に東京と大阪なので、地方の方で東京大阪方面へわざわざ行くのはちょっと…という方は、資料請求をオススメします。無料でかなり多くの情報を得ることができます。

 

何を重視したいかを考えて留学先を吟味しよう

情報を一通り得たら、次にすべきはどの学校に行くかを決めることです。

「自分が重視したいポイントは何か」を中心に考えましょう。

 

都市から選ぶ

たとえば僕の場合はまずは都市から考えました。

僕は寒いのよりも暑いのが苦手なので、まず南方(以下の地図参照)は選択肢から外れます。

したがって北方に絞られました。

そして安直ですが、なるだけ親日的(と言われている)な場所が良いかな、とも考えました。

となると、東北三省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)が良いかな!と考えました。

旧満州ということで日本とも関わりが深く、日本語学習者も比較的多い地域なんですね。

というわけでまずは東北三省を筆頭候補とします。

 

ところで、僕は現在首都圏で会社員をやっていますが、退職後は一旦地元である富山に戻ります。

となると出発や帰国にあたっての帰着値はは富山になるはずなので、富山からアクセスが良い都市であれば都合が良いわけです。

実は富山空港からは中国にも直行便(定期便)が飛んでいます。

上海と大連の二都市ですね。

ただ上海は思いっきり南方ですし、物価も東京以上に高いと言われています。

一方の大連は東北三省の遼寧省にあり、なおかつ物価も上海に比べると圧倒的に低いです。

しかも遼寧省と富山県は友好提携を結んでいまし、大連は中国で最も親日的で日本語学習熱も高く、数十万人単位の学習者がいるとも言われています。(ちなみに大連の人口は600万人強)

これは追い風しか吹いていません。

というわけで、僕は大連の大学へ行くことに決めました。

 

僕のケースは少し特殊ですが、こんな感じで都市から決めると選択肢もかなり絞られるので個人的には結構オススメですね。

あとは物価や気候、食事なんかを判断材料にすると自然と候補地が絞れてくるかなと思います。


カリキュラムとか料金とか

あとはカリキュラムや料金と相談する感じになると思います。

中国語学留学のカリキュラムに関しては、基本的に平日午前中の授業となります。

午後は基本的には自由時間で、中国文化や中華料理等の選択授業を受けるもよし、「強化班」という中国語を集中的に学ぶクラスに入って午前に引き続き中国語をみっちり学ぶもよし、といった感じで、思い思いに過ごせます。

※選択授業や強化班については、大学によってまちまちです。そもそも強化班が無い大学もたくさんありますので、強化班を希望の方は注意しましょう。

 

費用については、やはり滞在期間次第でかなり変わってきますよね。

語学留学については1週間~1年と、幅広い選択肢があります。

基本的に期間が長くなればなるほど授業料は割安になる傾向ですが、滞在費はおおよそ日数に応じて足し算で増えて行く感じですね。

あとは都市の物価は割とダイレクトに授業料や滞在費に影響します。

例えば物価の高い北京の北京大学の場合だと

授業料 1年36000元(約576,000円)
寮費 130元(約2080円)/1日、一人部屋

ですから、仮に365日滞在すると

576,000円 + 759,200円 = 1,335,200円 (※1元 = 16円で計算)

これに加えて普段の生活費や航空券、海外旅行保険等、諸経費がかかりますので、トータル予算は200万円を余裕でオーバーする可能性が高いです。

 

一方で物価の比較的安い雲南省昆明の雲南民族大学の場合だと

授業料 1年9000元(約144,000円)
寮費 20元(約320円)/1日、一人部屋

同様に365日滞在するとなると

144,000円 + 116,800円 = 268,000円

諸経費を含めても100万円を切るかもしれない勢いです。

 

こんな感じで期間や都市(大学)によって費用は大きく異なりますので、じっくり吟味するのが良いと思います。

 

留学手続きの開始

どの大学にするか決まったら、今度は入学手続きに進みます。

入学受付はだいたい学期が始まる5か月くらい前から実施されます。

中国は3月と9月に学期が始まるので、3月入学の場合は前年10月、9月なら同年4月頃から手続きを開始すると良いでしょう。

 

ちなみに留学手続きをする際は毎日留学ナビ等、留学エージェントを利用するケースと個人で申し込むケースがあります。

エージェントを経由すると大学とのやりとりの大部分を代行してもらうことができるので、言葉の心配や大学と連絡がつかなくて途方に暮れるなんてこともありません。

ただし、どうしても代行手数料がかかってしまいます。

 

僕は大連理工大学への留学を希望しているんですが、毎日留学ナビを経由すると寮手配も含め54,000円(税込み)の代行手数料がかかります。

確実性は魅力的とはいえ、ちょっと迷っちゃいますよね…笑

 

さりとて、全て自分でやるのも難しそう…

というわけで、別の方法を考えてみることにしました。

 

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