中国留学中の散髪事情 〜大連で見つけた、日本語が通じる美容院!
你好!
早いもので、大連に来てから1か月半を過ぎ、もうすぐ2か月になります。
この間色々ありましたな~…(しみじみ)
さて中国語力も少しずつ伸びてきてるんですが、それと同時に髪の毛も順調に成長しました。
そろそろ散髪したいぞ!って思ったので、美容院(美容室)を探すことにしたんですね。
というわけで、今日は大連で美容院に行った時の話をしたいと思います!
中国の美容院って…
まず中国で髪の毛を切るにあたって、色々と気になることがありました。
検討すべき要素を洗い出してみたいと思います。
値段は?
これはもちろん千差万別だとは思うんですが、大学の日本人学生の知り合いが行っているところはカットでだいたい30~50元くらいらしいです。
日本円にすると2019年9月現在のレートで450~750円くらいですね。これくらいが美容院としては割と一般的みたいです。
まあ安いっちゃ安いです。当然これより下のランクのお店もぼちぼちあるみたいです。
ちなみに染髪だと黒染めで30元くらい、脱色したりしてちょっと凝った色にすると100元くらいになることもあるそう。
なるほど、だいたい相場は分かった!
中国の美容師ってどんな感じ?
次に、中国の美容師ってどういう考え方なのか気になりました。
日本の美容師さんって、色々とお客さんの要望も聞きつつ、長さもスタイルもいい塩梅でやってくれる人がほとんどだと思うんですね。
たまに独善的な方もいるかもしれませんが、基本はお客さんの意見を大事にすると思います。
一方中国の美容師さんはどうかと言うと、これは聞いた話ですが、特に男性客が相手の際は
「せっかくだからたくさん切ってあげよう」って発想になるみたいなんですね…笑
実際僕の周りでも「切られすぎちゃった系の話」をよく聞きます。
日本だと、長めの髪の人が「ちょっとだけ切って」っていう要望を出すこともザラだと思いますが、中国人からすると「え、何で?笑」って感じらしいです。
したがって、気が付いたらほぼ坊主くらいに切られちゃってた、的なケースも往々にしてあるようです。
それでもちゃんと要望すれば大丈夫というか、少なくとも何も言わないよりは結果はマシになるとは思うんですよね。
大学の日本人学生も言ってましたが、自分の要望はちゃんと伝えることがやっぱり大事らしいです。
――――となると、最大の懸念事項がありますね。
そう、中国語力です。
日本語が通じる美容院を探そう
ぶっちゃけ現時点の中国語力(HSK4級)では美容院でちゃんと要望を伝えたり美容師の質問に不自由なく答えるのはかなり厳しいです。
「大連なら日本人も多いし、ぶっちゃけ日本語通じる美容院あるんじゃね?」
と思ったので、頑張って探してみることにしました。
百度地図で美容院を探す
というわけで日本人美容院、あるいは日本語を話せる中国人がいるような美容院を探してみることにしました。
百度地図で「日本美髪」と検索してみると…
おっ、結構あるな!
おそらくこのヒットしたのがが日本語OKな美容院かな?
このヒットしたお店の中から一番交通の便が良さそうな納美日本美髪さんに電話で訊いてみることにしました。
納美日本美髪さんに電話で問い合わせてみた
電話して、先方が出るや否や僕は「我是日本人」と言いました。
すると若干なまりはあるものの、先方はすぐさま日本語を話してくれました。
訊いてみたところ、日本人美容師が施術もしくは中国人美容師施術でスタッフが日本語で通訳してくれる感じのお店らしいです。
なるほど、いずれにせよ日本語で要望を伝えられそうだ!
値段は100元だそう。
うん、悪くないですね!行ってみることにしました。
納美日本美髪さんとは
納美日本美髪さんは、大連中心部の友好広場すぐ近くです。
簡単に紹介させていただきます!
概要
アクセス | 住所: 遼寧省大連市中山区武漢街73城市広場B座6階607
交通: 地下鉄号線友好広場駅、901路バス友好広場 etc それぞれ下車後徒歩10分程度 |
営業時間 | 月曜~日曜 9:00~20:00 ※祝祭日は要確認 |
施術内容 | カット、カラー、パーマ、スタイリング等 |
地図と行き方
向かいにある百年城っていうデパートが目印になります。
マックとかスタバがあるビルで、マックのところをまっすぐ行ってスタバを左に曲がります。
すると「城市広場」と書いてあるこんな入り口が見えてくるので
中に入ります。
そしてエレベーターに乗って6階に行きます。
ちなみに一番手前のエレベーターが1~16階までのエレベーターで、奥のはそれ以上の階に行くためのものです。
エレベーターで6階に着いたら左に向かってすぐのところに入り口があります。
ドアを開けて中に入ります。
実際に利用してみた
今回は事前に電話にて予約して行きました!
まず受付で予約していた旨を日本語で伝えます。
次にメニューを選びます。
今回はカットだけです。
ちなみに100元なのは初回だけで、2回目以降は140元だそうです。(メニュー表には200元と書いてありますが、実際は3割引きです)
カラーやパーマになるとかなり値段が張ります。
ちなみに込み具合ですが、平日だったこともあってお客さんはあまりいませんでした。
スタッフの方はほぼ全員いくらか日本語を話すことができます。
少なくともあいさつや理髪に関わる単語は一通り分かっているという印象で、スタッフさんによっては普通に雑談もできます。
今回僕を担当してくれた方は日本語を勉強し始めて半年だそうですが、にしてはかなり出来ている印象です。
その方に要望を伝えることになるわけですが、なんとびっくり。
ビジュアルで要望を伝えることもできるように、日本のヘアカタログまで置いてあります。
とりあえず「全体的に短めで、前髪と上はちょっと残す感じ」と日本語で伝えました。
ちなみにBeforeはこんな感じ↓です。
切る前にまずシャンプー台に移動します。
カット料金の中に、前後のシャンプーが含まれているようです。
かるく洗ってから施術スタート。
序盤はほぼ無言だったんですが、後半はちょいちょい話しました。
一応中国語も少しできるよ、っていう話をして会話も中国語中心にするとかなり緊張がほぐれている様子でした!
日本語もOKだけど、中国語ができるとより良いかもしれません(笑
あ、ちなみにスタイリングとかワックスとかの単語はそのままで言ってもちゃんと伝わるので大丈夫ですよ。
カットが終わった後にまたシャンプーして、ワックスでスタイリングして完了です。
入店してから退店までは30~40分といったところでした。
接客についてはかなり日本式に近い(要するに丁寧)です。
日本人ではないので完璧にとは行きませんが、エレベーターまで見送ってくれたりもしますよ。
ちなみに現地で撮り忘れて帰宅後の撮影になっちゃったんですが、AFTERはこんな感じです。
悪くないけど、ぶっちゃけちょっと切りすぎちゃった(笑
※切りあがり当初はもうちょい長かったんですが、おかわりしてしまったんですね。
まとめとか
留学とか赴任なんかで現地に行くと、「どこで髪を切るか」っていう疑問はつきものですよね。
僕みたいに日本語が通じるところに行くのもアリですし、何なら日本人が経営しているところに行くのもアリです。
そういうお店は言葉の心配が無く、日本人の好みを良く把握している傾向にあるので、サービスも比較的安定していると言えます。
しかしながら施術料については現地相場に比べてかなり高いです。
一方で完全にローカルのお店については、価格こそ安いですが言葉の面でかなりハードルが高いと思います。
また、日本人の好みに関する理解や微妙なニュアンスのくみ取り等、言葉の問題を超えた先にも難しさがあります。
今回僕は日本語OKのお店に行ったわけですが、事故らずに済んだので結果として悪くない選択だったかなと思います。
大連にはここ以外にも日本語が通じる美容院がありますし、日本人のお店もあります。
また現地語は通じなくても「日式美容院」的な、日本人の好みを理解している、あるいは日本寄りのお店も少なくないので選択肢は豊富にあると言えるでしょう。
また良いお店があれば紹介したいなと思います!
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