中国に留学して2ヵ月。こんな変化がありました。
你好!
2019年9月2日より中国で留学生活をスタートしてからもう2か月になります。
早いな~と思う一方で、新しいことの連続だったのでメチャクチャ濃かったです。
だからなのか、ここ大連に来た日のことが遠い昔のようにも感じます。
社会人やってた頃は2か月前なんてつい昨日くらいのことに思えてたんですけど、刺激が多いとこうも違うんですね!
と、しみじみ思うのはこのあたりにして、中国留学が始まってからここまでの2か月間はどんな感じだったんでしょうか。
ぶっちゃけ最初の1ヵ月は何もかも分からない状態でした。
とにかく慣れない土地や慣れない生活習慣に戸惑うばかりで、適応するので精一杯だった印象です。
気も張っていて、それゆえ立ち止まって自分を見つめなおす時間を取る余裕もありませんでした。
2か月経ってあらゆる物に慣れ自分のペースも掴んだ今だからこそ、ちょっと振り返ってみたいと思います。
一体どんな変化があったのか。ちょっと多いですが、ピックアップしたいと思います。
中国の食事に慣れた
まずこれは一番重要なやつかもしれませんが、こっちの食事に大方慣れました!
より正確に言うと、てんでダメだったのが食べられる物をちゃんと見つけてなおかつその数が増えてるといった感じですね。
美味しそうに見えても想像と違う味とか、えらい安いなと思ったら想像を絶するまずさだったりとかもう慣れっこです…
とにかく、いかに中国独特のクセが少ないものを選ぶか、が重要だと思いました。
(本当になんでそんな余計な香辛料入れるかな?笑…っていう感じの味多いので…笑)
とりあえず朝食は全般的に美味しいです。
中国の物価がスタンダードになった
これ慣れて良かったのかどうか分かりませんが、こっちの物価が普通だと感じるようになりました。
来たばっかりの頃は安さに驚いていたんですが、もう当たり前になったというか…
ぶっちゃけ1食20元くらいだと安いとも思わなくなりましたね。
中にはいかに安上げるかに情熱を注いでる人もいるんですが、僕はそういうところでストレスをためたくないので食費は一日50元くらいです。
日本円でだいたい750~800円なので、まあまあといったところでしょう。
もちろん安上げようと思えばもうちょい切り詰めることはできますね。
(参考:大連での中国留学生活、一日の食費は? )
スマホ決済に慣れた
こっちに来て半月が経った9月16からキャッシュレスデビューしたんですが、もう完全に慣れました。
というか、現金使ってた頃の感覚をちょっと忘れ気味です(笑)
街中の至る所にQRコードやら端末があって、スキャンしたりピッとかざすだけで決済完了。
割り勘もお金をデータとして送るだけなので本当に手軽です。
でも日本に戻ってからも日常的にやるか、と言われると微妙ですね。
ぶっちゃけなんたらペイが多すぎて店舗によって使える使えないがまちまちだし、そもそも端末が置いてなかったりQRを読み取るシステムも普及してないので。
中国みたいに2社くらいに競わせて、とにかく社会インフラの一つっていうレベルまで整備しないと日本での定着は難しいと思います。
そもそも中国と違って日本は現金の信用度が抜群に高いので…
中国の空気に喉や鼻をやられなくなった
これ、留学前の懸念事項の一つだったんですが、どうにかなりそうです。まあ最初は大変でした(笑)
こっち来てから数日でくしゃみ鼻水、咳、とにかく酷くなって、PM2.5の濃度が高いと外出する気も失せたんですよね。
月に数日ですが、明らかに雲以外の原因で物凄い曇ってる日があって、そういう日に授業があると本当に憂鬱でした。
見てください、この差 (↓1枚目:空気がきれいな日、2枚目:やばめな日)
でもどういうわけか国慶節あたりから留学当初は酷かったアレルギー様の症状が弱まり、2か月が経つ今となってはほぼ態勢が出来ました!
これって身体が適応したということなんでしょうかね…
まあそうは言っても空気がきれいな人汚い日とじゃ、週末と月曜くらいテンションに差が出ちゃいます(笑
中国語力がアップした
まあ当然と言えば当然かもしれませんが、10月の半ばあたりからちょっとずつ伸びを実感し始めました。
マジで最初の1ヵ月は慣れるのに精いっぱいというか、気付いたら終わってたみたいな感じでした。
こっちに来た頃はとにかく聞こえない、喋れない、書いてあることもよく分からないの三重苦に近かったんですが
今では雑談もある程度できるし、出前のクレーム(間違った物が送られて来たんですね)なんかも入れられるようになりました(笑)
あと授業中先生は全部中国語で説明なんですが、言ってることが90~95%くらい分かるようになりました。
最初は70%くらいだったので結構伸びてるな、と思います。
まあそれでも単語力は足りないし、相変わらず授業外での听力(リスニング)は残念なので、今後に期待ですね。
(今学期の折り返し地点なので、やっぱりある程度力が付くには最低1学期は必要なんだろうな~って思います)
大連の地理に明るくなった
もう大連のことは一通り分かる、と言うと大げさかもしれませんが、あちこち行ったおかげで大連の名所はけっこう把握できてきました。
それから交通機関について、路線図や市内地図は頭に入って来ました。
やっぱりバスや地下鉄に乗って、乗り換えたりすると覚えるもんです。
会社員時代首都圏に5年間住んでたんですが、その時も実際に乗ってみてあちこち行くことで覚えたので。
(最終的に首都圏出身の人に地元民を超えてるとのお墨付きまでもらいまして…笑)
安いからってタクシーにばっかり乗ってたらダメです!笑
中国人とプライベートに関わるようになった
最初の1ヵ月はぶっちゃけ中国人との絡みはほぼ無くて、短時間を数回って感じだったんですが10月以降は週末はほぼかならず絡むようになりました。
知り合う時のパターンは本当に多様でした。
大学の事務局で相互学習相手を紹介してもらう、日本人の友達に紹介してもらう、道端で連絡先を訊かれる、サークル活動、アプリ…etc
このあたりは今後別記事にて詳しく書こうと思います。
とにかく留学先でネイティブと関わるには、主体的に動くことが何よりも大事です。
日本人留学生の大部分と顔見知りになった
大連理工大には日本人留学生が30数人いるんですが、そのうち20数人と顔見知りになりました。
単に連絡先を交換するだけじゃなくて、機会を見つけて積極的にプライベートで絡んでいるのでそこそこ深いです。
留学先で日本人同士で絡むなんて…って思ってあえて日本人との交流を避ける人の気持ちも分かりますが、個人的に日本人とのつながりは大事にしたいと思ってます。
母語だととにかく情報共有がスムーズにできますし、留学に来るような人って割と個性的で面白い人が多い(と、僕は思います)ので話してて面白いです!
完全に日本人同士でしか絡まないで外国語を話す機会も無いようではさすがに問題ですが、普通に仲良くするのはメリットが大きいと思います。
2か月経った今でも未だに慣れない物たちと、これから
えっと
慣れないっていうか、個人的にどうしても無理なのが
所かまわず道端で「カーッ、ペッ」ってやるおじさんと、そして何よりトイレです…笑
個室は基本和式で、流し方が分からない、概ねかなり汚れてる、トイレという空間そのものが喫煙所を兼ねてる…
等、なかなか苦痛です…笑
あ、あとトイレとは全く別ですが大きめのスーパー行くとカエルとか、ゲテモノが生きたまま売ってるのも衝撃でした!
…と
こんな感じで、中国留学から2ヵ月が経過した今だからこそ実感している変化について書いてみました。
元々適応力はある方で、今まで済んだことのある都市はことごとく「第●の故郷」と呼ぶまでになってます。
良いと思うことも不快に思うことも、すべてひっくるめて留学生活だと思うので、今後も刺激的な毎日を楽しんでいきたいと思います!
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