初めてのベトナム旅行で行ったホーチミン。印象に残ったのはバイク、気候、それから…
シンチャオ!
去る1月12日から17日にかけてベトナム旅行に行ってまいりました。
ベトナムに行くのは人生初だったり、僕が今留学してる中国の大連と30℃くらい温度差あったり、なかなか不安要素も多かったんですが体調を崩すことも危険を感じることもありませんでした!
率直に言って楽しかったですね。
(経由地の香港国際空港でトイレの便器にパスポートを落としてしまったり(食事中の方スミマセン)、ホーチミンに着いてまさかのバゲージロストしたり、何かとついてなかったけど…笑)
ぶっちゃけベトナムに来るまではあんまり現地の実情を分かってなかったんですが、実際に行ってみるととにかく気付きが多かったですね。
今回は僕が訪問したホーチミンで見聞きした現地の実態について共有したいと思います!
とにかくバイク社会
これは有名かもしれませんが、ベトナムはとにかくバイクだらけでした!笑
本当にどこへ行ってもバイク、バイク、バイク…
市街地の道と名の付くところを余すことなく走り、空いたスペースさえあれば見境なく駐輪されています。
まさか駐輪バイクに邪魔されてATMにたどり着けないなんて、こんなことってありますか?
バイクが多いのは東南アジアの途上国ではよくあることかもしれませんが、とにかくベトナムは凄いですね。
一体いつになったら道の向こう側に着くのでしょうか?(平日夜の小さめの通りでもこんな感じです)
おそらく譲り合いの精神で日本人らしさを貫いているようでは永久に向こう側には行けないでしょう。
ちょっと怖いかもしれませんが、彼らの歩行者を避けるドライブテクを信じて強引に渡るが吉です。
(現地人曰く、これでも昔よりも車の割合が増えてバイクは減ったらしいのです。)
ところでベトナムでは2020年1月現在、ホーチミンに国内初のメトロが建設中です。
すなわちベトナムでは地下鉄なる物がまだ開通していないのです。
現在の主な公共交通機関はバスおよびタクシーですが、メトロができることによって交通の利便性はかなり高まることが予想されます。
しかしネイティブピーポーにしてみればバイク以上に手軽な足はありません。今でさえバスに乗ってる人って極少数派。
今後もベトナムの市街地はバイク天国の様相を呈し続けることでしょう。
気候が思ったよりも快適だった
ベトナムは南北に長く、北部、中部、南部ではそれぞれ気候が違います。
僕が行ったホーチミンは南部にあり、気候帯としては熱帯に属します。
したがって年間を通して最高気温は30℃超えが当たり前です。
一方で1月の大連は平均気温が氷点下の日もザラです。
うわ、これ温度差で体調崩すやつや!
って、行く前から怖気づいていました(笑
実は2014年の2月にマレーシアとシンガポールに行った際、現地の高温多湿と真冬の札幌とのギャップで一気に体調を崩してしまったんですね。
もう風邪ひいて熱出るわ、咳出るわ、鼻詰まるわ、食欲無いわ…
(↑めっちゃ楽しんでそうですが、体調悪すぎて内心「帰りてえ…」って思ってます)
今回も札幌と気温が同程度である真冬の大連から熱帯への移動ということでメチャクチャ心配してたんです。
ですが実際にホーチミンに着いてみてびっくり。
想像以上にカラッとしてました。
そして気温も日中に30℃強という感じで、日陰に入ればかなりしのぎやすいです。
朝や夜は20℃台前半まで下がり、何なら涼しいとさえ感じるレベルです。
例えるなら真夏の札幌といった感じです。
暑いことは暑いけど全然耐えられる、みたいな?
見てください、長袖を来ている人もちらほら。
現地人曰く、ホーチミンより東京の夏のほうがヒートアイランド現象+多湿できついんだとか。
ちなみにホーチミンでも年間を通して気温の変動が少々あるらしく、マックスで38℃近くまで上がることがあるみたいです。
僕が行った1月は比較的涼しいシーズンだったみたいなんですね。
「東南アジアは年中高温多湿でしんどい」という固定観念を覆す体験でした。
あと後ほど写真もお見せしますが、食の方もバッチリでした!
ベトナムの食事はとにかく日本人の口に合うので食の面でも充実してましたよ。
ベトナム人の人柄
ベトナム人の人柄ですが、概して愛想が良く真面目な印象を受けました。
ちなみに中国に来たことがある人は分かると思いますが、中国本土の中国人の大多数は不愛想で接客なんかも概して雑です。
高級店およびチェーン店でマニュアル化でもされてない限りは、お客様に対して「ありがとうございます」の一言は期待しない方が良いでしょう。
日本では当たり前なレベルのサービスを受けるためには日本以上のお金を払う必要があるんですね。
(もちろんそれは中国のスタンダードなので、よそ者の僕が「おかしい」とか「間違っている」とか言うつもりはありません)
ところがベトナムでは会計時にほぼ「ありがとうございます」を言いますし、受け答えも割と丁寧です。
店員さんなんかに話しかけても概ね愛想が良く、笑顔をよく見せてくれます。
仕事も全体的に丁寧にこなしている人が多いなって思いました。
もともとベトナム人は勤勉な国民性で知られていますが、そう言われる理由が少しわかった気がします。
そういったところは日本人と通じるところがありますし、きっと日本人観光客がベトナムに好印象を抱くポイントだと思うんですね。
ただし結構マイペースな人も多く、仕事のスピードは比較的ゆっくりです(笑
逆に言うと、だからこそあの大らかさと笑顔を見せる余裕があるのかもしれません。
それもあってか(?)治安もメチャクチャ良いと感じました。
もちろん海外旅行では真夜中に不要不急の外出は控えるべきですが、ホーチミンは夜に一人で歩いても全く危険を感じませんでしたよ。
英語の通用度
ベトナムで英語ってどれくらい通じるんでしょうか?
英語が通じるかどうかって、実際に海外旅行に行くとなると重要な問題だと思うんですよね。
僕はホーチミンにしか言っていないので他の地域のことは詳しく分かりませんが、とにかく英語がよく通じました。
空港、ホテル、デパート、市場、観光地…主だった場所で一通り英語を話してみましたが、全く通じなかったケースはゼロでした。
大なり小なりどこでも通じると思います。
ベトナムリテラシーの低い僕には理由がよく分かりませんが、先のベトナム戦争しかり、ベトナムが外交的にアメリカを重視するところがベトナム人の英語教育に影響しているのかもしません。
現地人曰く、英語はやっぱり都市部ほどよく通じるけど、田舎でも意外と出来る人はいるとのことでした。
とにかくベトナム旅行にあたって
「どうしよう…ベトナム語全く分からんし、コミュニケーション取れん…」
とかいう心配は無用です。
「いやいや、英語も自信無いんだけど!?」
っていう方!
向こうも完璧じゃないので構えなくても大丈夫です。
ゆっくり簡単な単語で話してくれますよ。
たまにはアジア人同士、ブロークンEnglishで語り合うのも悪くないと思いませんか??
物価
ベトナムってぶっちゃけ物価凄く安いと思ってたんです。
でもね、意外。
ホーチミンは案外高いんですよ。
もちろん日本よりは安いんです!
ただし、どうやらここ数年は経済発展に伴って物価が物凄い勢いで吊り上がってるらしいです。
超ローカルフードや屋台飯で済ませば300円程度で済むんですが、ショッピングモール内のお店に入ると飲み物も併せて700円くらいかかっちゃいます。
なので激安をイメージして行くとちょっと肩透かしを食らうかもしれません。
以下でざら~っと例を挙げましょう!
飲食店
まずはローカルフードから。
①牛肉フォー:約350円(肉たっぷりかつ激うま)↓
②マンゴージュース:約150円 (その場でマンゴー絞ってくれるスムージータイプ。激うま) ↓
③ショッピングモール(ていうか高島屋)のチキンライス:約450円(激うry)↓
④ちょっとお洒落なカフェのアイスチョコラテ:約500円 ↓
僕ね、ローカルフードはだいたい200円くらいで腹いっぱいになるみたいなのを2年前に本で読んだんですよ。
だけども飲食店のメニューは物価上昇の影響をモロに受けてそうな感じでした。
ショッピングモールがちょい高めなのは知ってたので、まあそこは予想通りかなと。
ちなみにどれもこれも本当に美味しかったです!!
小売店
飲食店じゃなくて、小売店はどうでしょうか。
①バゲージロストして仕方なく買ったTシャツ(1着):約1000円 ↓
②コンビニの缶ジュース:約60円 ↓
あと写真はちょっと無いんですが、お土産で買ったティーパックのお茶なんかは1箱250円とかでした。
雑貨なんかも比較的安いですし、市場みたいなところではガンガン値切れます。
(ていうか値切らないと間違いなく吹っ掛けられるので強気で行きましょう)
ファッションに関しては食以上にピンキリで、質が良いものは普通に1着5000円とかもありますが、市場とかだと500円くらいのもザラにあります。
物価が上がってるとはいえ、お土産買ったり日用品やちょっとした飲食物を入手する分にはやはりまだまだ安いみたいです。
サービス
値上がりはしてるみたいですが、サービスに関してもそれなりに安いです。
①個室のホステル:1泊約1700円(眺望アリ、ちょっとリッチな朝食付き)↓
②メコン川の日帰りツアー:約2000円(往復バス&昼食全て込み込み)↓
(昼食は量も味も満足でした)
あとはタクシーなんかも初乗り100円台、バスも一律40円くらい。
マッサージとかも一時間数百円の世界です。
サービス料に関してはかなりコスパが良いなと感じました。
…なんか飲食中心になっちゃいましたが、以上が物価になります!
かなり安上げることはできるけど、質を求めると日本と大差無いどころか青天井
ってのが結論でしょうか。
まとめ
以上が、僕がベトナム旅行において現地で受けた印象の数々です。
別記事でまた書きますが、古来より中国の印象も受けてることもあって、そこかしこに中華要素もありました。
また、仏教国としての顔も至る所で垣間見ることが出来ました。
もちろんこれは僕一個人の体験談に過ぎないので、行った人によって感じ方に差異があるかとは思います。
ただ強引にまとめますが、何が言いたいかというと、ベトナムの印象は概して良かったということです!
機会を見つけて絶対にまた行きたいなと思います!
(次はハノイとかダナンも行ってみたいな~)
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