現地採用は大連の会社でどんなランチを食べてたの? ~会社の食堂と大連での食事Tips
前回の記事では僕が現地採用として勤務していた大連のコールセンターの雰囲気やメンバーについてお話ししたかと思います。
今回はちょっと視点を変えて、会社でのランチをメイントピックにお話ししたいと思います。
現地採用がランチで何を食べるのか?
大体どれくらいの価格帯でどれくらいのボリューム感なのか?
このあたりを紹介できればと思います。
値段については人民元表記ですが、1元=20円程度で考えていただければと思います。
前回はかなりガッツリ踏み込んで書かせていただきましたが、今回は軽めに紹介します!
箸休め程度に思ってください。(食事だけにね…笑)
どんなお店があるのか?メニューは?
僕の勤めていた会社はオフィスエリアとは別の建物に食堂棟があります。
2階建ての建物の中にフードコート形式のエリアと独立店舗型のエリアがあり、入居しているテナントは常時10~20店程です。
主にこういった物が食べられました。だいたいの相場とともに列挙します。
①和食 20元前後
②韓国料理(もどき) 15元前後
③牛肉麺 15元前後
④中国特有のビュッフェみたいなやつ 10~15元
⑤包子(バオズ、いわゆる肉まんとか小籠包みたいな蒸して作る系) 15~20元
⑥麻辣湯(マーラータン) 20元前後
⑦プレートランチ的なの 15元前後
どれも結構ボリューミーで値段もお手頃です。(2022年6月現在はかなり円安ですけど、それ差し引いても安いですね)
大連の物価は中国国内の他の都市に比べると若干高いと言われているんですが、それでも1食20元以下で済ますことは容易なんです。
ちなみに僕がよく食べていたのは①和食と②韓国料理(もどき)です。
グルメ記?的な
まずはヘビロテだった①と②を写真付きで紹介します。
①和食
今思えば会社の食堂に和食屋があったのは僥倖と言わざるを得ません。
そもそも中国にいるのに和食と韓国料理をよく食べてたって時点で察しがつくと思いますが、僕って中国のローカルフードあんまり得意じゃないんです(泣
特に東北地方の料理は脂っこくてしょっぱくてあまり口に合わないみたいです(東北人にスライディング土下座中)。
そんな僕にとって、和食屋の存在はまさに地獄で仏に会ったような感覚です。
では、写真付きでメニューを紹介していきます。
◆生姜焼き定食 18元
◆唐揚げ定食 20元
◆豚キムチ炒め定食 18元
◆カツ丼 24元
みそ汁とカボチャの煮物が何気にポイント高かったです。
値段を考慮すると肉の含有量は全体的に高めで、味もそれほどしつこくありません。
日本の味を割と忠実に再現していると言って差し支えありません。
米は日本人の同僚からは不評だったんですが、僕はそこまで悪くない、というか中国の飯屋にしてはかなり健闘してる部類だと思いました。
(中国の飯屋あるあるですが、水の量が適当過ぎてベトベトまたはパサパサなんて日常茶飯事なので)
なお米まで完食すると満腹感が凄くて、午後の業務ではユーザー対応に加えて睡魔との戦いも不可避です。
②韓国料理(もどき)
本格的な韓国料理とはちょっと違ってたんですが、値段が安くてボリューミーで味もまあまあ!
店主のおじさんは姪2人が日本に住んでて日本にも遊びに行ったこともあり、僕にとても良くしてくれました。
特に韓国風の味噌汁が具沢山でおいしくて、個人的にこのお店は和食屋より好きでした。
◆オムライス 14元
◆キムチチャーハン 14元
今だから打ち明けますが、量が多すぎて完食できたことは一度もありません。
満腹になって睡魔が~とかのレベルじゃなくて、食べてる途中で本能的に無理だと悟るレベルです。
ちなみにお店はテナント契約終了に伴い2021年10月に撤退したんですが、まるで推してたアイドルに卒業されてしまったヲタの如くぽっかりと心に穴が開いたような感覚でした。
その他
③~⑦についてはあまり頻度は高くなかったのですが時々食べてました。
中でも③、④、⑦についてはイメージしづらいかと思うので、説明させていただきます!
※会社の食堂以外の写真も使います
③牛肉麺
牛肉や牛骨からダシをとったあっさりめのスープで食べるローカルのラーメン。
味はかなりマイルドで、ダイエット中の人なんかにもおススメ。
社内の食堂ではないですが、大連だと↓写真の鼎義豊(ディンイーフォン)というお店がコスパ良いです。
↑麺に煮込んだ牛角煮をトッピングして18元。
他にもウズラ卵とか牛筋とかトマ玉とか、付け合わせが充実しています。
④中国特有のビュッフェみたいなやつ
ぶっちゃけ何じゃそれ?って感じですよね(笑
これは写真で見たほうが早いと思います。
要するにビュッフェみたいなノリで何種類も料理が並んでいて、この中から好きなのをチョイスするわけです。
ビュッフェと違うのはセルフサービスじゃなくて、料理の向こう側にいる店員さんが取り分ける点ですね。
売り方としては大抵の場合、
肉 or 魚もの1種類 & 野菜もの1種類 & 主食 = 10元
みたいな感じで、1種類から注文するタイプよりセットで提供しているパターンが多い印象です。
安くてうまそうやん!
って思うかもしれませんが、驚くほど不味いお店もまあまあ多いので注意が必要です。
↑留学してた大連理工大学北門にあったお店。言っちゃ悪いけど犯罪級に不味かった…
↓会社の食堂で食べたやつ。味はそこそこで、酢豚的なの&米&スープで12元。
この手のお店は本当にあちこちにありますが、おススメできるような味にはなかなか巡りあえず、結局帰国までヘビロテになることはありませんでした。
強いておススメを挙げるなら亜恵(ヤーフェイ、Acacia Delica)というお店ですね。
大連ではメジャーなチェーン店なので、外れは少なかった印象です。
ただ味が安定している分、値段もザ・ローカルなお店に比べると倍近く高いです。
大連市内のあちこちにあって、フードコートに入居しているタイプも独立した店舗タイプもあります。
僕の住んでいた高新園区は亜恵のメッカかと言わんばかりに乱立していました。
⑦プレートランチ的なの 15元前後
これに関しても本当にこのようにしか表現しようがありませんw
例によって写真をご覧ください。
こんな感じで、主食と米が同じ皿に盛られたタイプのセットメニューです。
値段も手ごろなのが多くて見た目も本当に美味しそうなんですが…
留学して間もない頃に注文したチキンカツプレートのチキンカツがギネス級の不味さだったので、僕個人としてはかなり強烈なトラウマになっています(笑
1枚目の13元のやつですね。
何だかよく分からない調味料が加えられてて、想像の斜め上を行く味だったため一際不味く感じてしまったのかもしれません。
僕がローカルフードを敬遠するきっかけになったのは言うまでもありませんw
まとめ
現地採用が食べるランチについて紹介させていただきましたが、どんな感想を持たれたでしょうか。
イメージ通り!
いや、イメージと違う!
安いし普通にうまそう!
韓国料理ばっかり食べてないでローカルに馴染め!
色んな声が聞こえてきそうですね。
繰り返しを恐れずに言うと、これもあくまで一例なので会社によって全然違ってくる可能性は高いです。
ある駐在員の友達は激マズの社員食堂しか選択肢がなくて、社食以外は何でも美味しく感じるようになったと言ったり。
またある現地採用の友達はファストフードの出前食べててローカルフードとは無縁だったり、本当に様々です。
総合的に考えると、ぶっちゃけ僕は恵まれてる部類だったと思います。
余談ですが、時間が無い時はローソンでおでんとおにぎりを買うこともありました。
もし大連の、それも現地採用の聖地である軟件園あたりで働くならそこそこ選択肢は豊富だと思います。
僕が紹介したようなメニューは一通り食べることができるし、吉野家とかバーガーキングみたいな外資系のチェーン店も充実してますからね~。
てな感じで、大連現地採用のランチ事情でした!
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