大連の食レポ② 理工大北門~巴鉄美食(バティエメイシー)さん
你好!
中国にいると毎日中国料理ばっかり食べてるんじゃないの?というイメージがあると思いますが、実は違うんですね。
前回の韓国料理の食レポでも紹介しました通り、結構エスニック食べる率高めです。
(参考 → 大連の食レポ① 理工大北門~백년돌솥(ペンニョントルソク、=百年石鍋)さん)
さて、今回は中国とちょっと仲が悪い(?)あの国の料理を食べてみます。
そう、インド料理ですね。
というわけで、今回は金甫菜美食広場という小規模なフードコートにあるインド料理屋、巴鉄美食さんにお邪魔しました。
大連の食レポその2です!
詳細な場所とアクセス
今回行ったお店は理工大学北門を出て左に少し進み、中国建設銀行のATMを右に曲がって坂をちょっと上ったところにあります。
交通機関だと3路/26路のバス停「大工路」または901路のバス停「大連理工大学北門」より徒歩5~10分程度でしょうか。
市内中心部からは901路または26路のバスとなります。
営業時間:毎日10時頃~21時頃
注文~食レポ
お店はフードコートの一角にあります。
入ってすぐのところを右に曲がるとカウンターが見えるので、そこで直接店員さんに注文します。
現金もしくは、カウンターにあるQRコードを読み取っての支払いです。
ところでこの写真に写ってる店員さんはナジロールさんと言います。
おそらく店長かと思われます。
基本的にいつもナジロールさんがいます(いつ休んでるんだろう?笑)。
他にもインド系の超カッコいい短髪の店員さんも時々ヘルプで入っているのを見たことがあります。
さて、店員さんの紹介はこのあたりにして、メニューを注文します。
カレーのラインナップはチキンとベジタブルがベースです。
それぞれに若干アレンジを加えた物(2種類)+その他1種類の計3種類というラインナップですね。
要するにメニューは一定ではなく、ほぼ日替わりです。
主食に関してはチャパティ(ロティ?)かインディカ米のライスです。ナンはありません。
値段はカレーが20元程度、主食はパンだと2元でライスだと5元になります。
ちなみにカレー+主食という組み合わせではなく、ビリヤーニ(インド風の炒飯)を注文するという選択肢もあります。
今回はチキンカレーとライスを注文することにしました。
基本的にカレーはもう出来ているので、あとはライスかパンが温まるのを待つだけになります。
注文して3分くらいでありつけちゃいます。
では、いただきます。
パクっ
うん、スパイシーが効いてて、それでいてトマトをじっくり煮込んだカレーがとても美味しいです。
なんていうか味にかなり深みがあって、良い意味で水っぽさが少ないです。
そして肉にも存在感がありますね。
ただ、ライスの量に対して若干カレーの量が少ないです。
基本的にいつもそうなんですが、今回もライスが3分の1くらい残っているところでカレーがなくなりました。
でも大丈夫。
そういう時はナジロールさんにおかわりをお願いしましょう。
おたま一杯分くらいなら嫌な顔一つせずにサービスしてくれます。
今回もおかわりをいただき、最後まで美味しくいただきました!
ちなみに他の日にキーマカレーを注文したこともあります。
肉の存在感がチキンカレー以上に凄いです。
しかも肉に味がしみ込んでて激うまです。
さらに別の日に行った時はまたチキンカレーだったんですが、今回とは違った味付けでした。
写真の通り、やや赤みがかったバターチキンカレー寄りでした。
(僕は安定のライスで、一緒に行った友人たちはパン)
まとめ
なんや、2回目も中華じゃなくてしかもインド料理かい!
…って思われたかもしれませんが、いかがだったでしょうか。
エスニック料理の中でもかなりメジャーなインドカレーはここ中国でもありつけるんですね。
ちなみに僕は大連に来るまで、中国でもインドカレーを食べられるということを知りませんでした。
中国とインドってぶっちゃけ仲悪いですし、中華料理とインド料理って相容れないイメージがあって、中国でインド料理屋というものが根付いているとは思わなかったんですよね。
それだけに見つけたときは嬉しかったし、食べた時の感動も一際大きかったです。
いつもいつも中華ばっかりだと飽きますし、脂っこさにうんざりすることもあります。
そんな時はぜひともカレーでも食べてヒリヒリ感を味わい、さわやかな(?)汗を流してみるのも良いかもしれません。
ディスカッション
コメント一覧
巴鉄はバキスタンのことを指してるよ。
巴=バキスタン、鉄=親友。(ちなみに、大連弁のなかに、「鉄子」という言葉があるが、これは大親友の意味、おそらく互いの絆は鉄のように「硬い」という意味だろう。ちなみにちなみに、大連サッカーチームの熱烈ファンは「鉄杆球迷」と自称する、球迷=サッカーファン)
実は中国はバキスタンをかなり援助してるので、バキスタンは対中感情が一番いい国だといわれている。政治的にインドと仲が超悪いバキスタンを援助するのは中国の思惑だと思うが、結果的バキスタンは超親中国になった。
中国国内で広く伝われている話ですが、四川大地震のとき、バキスタンは救援物資をより多く積むため、飛行機のシートを外して、救援隊は立っだままで中国へ飛んだ。そんなわけで、中国人はバキスタン人を一番の親友だと見なし、バキスタンのことを「巴鉄」と呼ぶようになった。
ですので、この店はバキスタン料理です。まあ、インド料理とほぼ変わらないですよね。いわゆる中国料理と台湾料理のような関係です。
コメントありがとうございます^_^
そうだったんですね!
勉強になりました!
(店主さんがインド人の方だったので、てっきりインド料理だと思ったんですよね~笑)
そういえば、うちの大学にはやたらパキスタン人の留学生が多いんですが、なんとなく納得が行きました!