海外で現地採用として働いていた僕、一日の流れはこんな感じだった ~中国大連のコールセンターにて
中国大連の現地企業にて現地採用として働いていた頃の話を色々しましたが、よく考えたら一日の流れを紹介するのを忘れていました(笑
というわけで、簡単に(と言いつつ長くなっちゃうんだろうな…笑)お伝えします!
まず前提として、僕はいわゆるコールセンターで働いていました。
サービスの提供先は日本なので、日本のカレンダー準拠して週5勤務の土日祝日休みが基本でした。
(要するに中国の祝日とは全く縁が無くて春節や国慶節も容赦なく仕事です…笑)
勤務時間は9~18時で、中国と日本は1時間の時差があるので日本から見ると10~19時でサービスが提供されていることになります。
業務内容や職場の雰囲気等、詳しくはこちらの記事をご参照ください!
では一日の流れを順を追ってお話しします!
タイムテーブル
7時50分 | 起床 |
8時20分 | 出勤 |
8時50分 | オフィスの自席に到着 |
9時 | 業務開始 |
11~14時 | この中の50分間でランチブレイク(チームごとに休憩、休む時間帯は月替わり) |
18時 | 業務終了(三週間のうち一週は17時で勤務終了) |
18時半頃 | 帰宅 |
起床~出勤
朝7時50分頃に起床します。かなりゆったりですね~
というのも、職場から自宅はかなり近くてバスを利用すると徒歩も含めてドアドア30分弱で着いちゃうんです。
ちなみに歩いても所要時間は同じくらいなんですが、道中はアップダウンがかなり激しいので自席に着いた時点でかなり消耗してしまうため、歩きだけで出勤したことはありません。
バスは片道1元なので、往復で日本円だと40円程度でしょうか。
交通費が月に100元支給されるので、1か月22日勤務だとしても半分以上余ります。
まあ実を言うと退職の半年ほど前に中国の安くて快適なタクシーの味を占めてしまった結果、出社はほぼタクシーでした…笑
クーポンを利用すると初乗り運賃の8元だけで着くので、かなりオトク感があります。なお、帰りは基本バスです。
話が逸れました。
8時ちょっと前に起床後、いそいそと準備をして8時20分頃に出発します。
8時50分くらいに自席に到着したら、いそいそと業務開始にむけて支度をします。
PCを立ち上げて問い合わせ対応ツールを画面に展開し、受電システムを起動して…さて、これで準備万端(憂鬱)
業務開始~昼休憩
9時になるのとほぼ同時に日本全国から電話がバンバン来ます。
特に土日が休みという性質上、月曜日の朝は凄まじいものがあります。
開始1分ほどで30人前後在籍しているオペレーターは全て対応中となり、お客様側に待ちが生じるようになります。
電話に出て、対応の記録をシステムに入力して、また電話に出て、対応の記録を…みたいなのを繰り返します。
控えめに言って地獄です。
これがだいたい10時半くらいになると多少落ち着くので、11時頃から順次休憩に入ります。
僕がいたプロジェクトは全部で3チームあったので、11時から休憩・12時から休憩・13時から休憩を月毎にローテーションします。
休憩時間は50分間で、この間に食事やら休憩を済ませます。
昼食は会社敷地内の食堂で食べたり、併設のコンビニで買ったり、急ぎ目で敷地外に出たり…等様々です。
11時からの場合は比較的元気なので、敷地内を散歩することもしばしば。
ただ、13時から休憩の場合はかなり疲弊しているので、がっつり休みます。
いずれにしても50分って本当にあっという間に過ぎてしまいます…
ちなみに食事については詳しくはこちらの記事で紹介してますので、よかったらご覧ください!
午後~帰宅
そしてここからが勝負、長い長い午後です。
多い時だと15時の時点で20件ほど電話応対をこなしている感じですね。
多くのコールセンターがそうかと思いますが、僕のプロジェクトでは電話に多く出るほど月間の成績が上がります。
なので問い合わせ1件1件を短時間でこなすことが重要です。
電話が短いのというのは、≒面倒な問い合わせが少ない という意味でもあるので、対応件数が多いと色んな意味でテンションあげあげです。
(逆にこの時点で10件くらいしか出てないと、テンション下げぽよです)
曜日や時期によってまちまちですが、1日の対応件数は20~30件程度でした。
全て対ユーザーなので、17時頃にはもうヘトヘトです。
当時の僕にとって18時の終業ほど待ち遠しいものはこの世にありませんでした。
ちなみに休憩時間が50分しかないことを補う意味で、3週間のうち1週間は通常より1時間前倒しの17時で帰宅できました。
自宅から職場が近いこともあり、特に寄り道もしなければ30分程度で帰宅できます。
基本はバスで帰宅でしたが、たまにタクシーを呼んだり歩いて帰ったりもしました。
夕食は道中なにか食べるもよし、帰ってから出前を取るもよし。
食後はL字ソファーでくつろいだり
夜の通りを散歩したり
思う存分リフレッシュ。
仕事自体はかなりきついものがありましたが基本的に残業は無かったため、アフター6はそれなりに余裕があったかもしれません。
まとめ
以上、仕事がある日はそんな感じで過ごしていました!
規則的といえば聞こえはいいんですが、毎日変化も無く電話に出続ける生活が延々に続くと考えると多かれ少なかれ憂鬱な気持ちにもなりました(笑
電話をかけてくるお客様も皆がみんなやさしいわけではなく、中には強烈なクレームや罵詈雑言もあったりするので、それが嫌で辞める人も後を絶ちませんでした。
僕自身どちらかといえば煽りや挑発に弱いタイプなのでかなり堪えるものがありましたが、なんやかんや1年半くらい続けられたのは我ながら頑張った方だなあ、と思います(笑
残業がなかったことや、業後やプライベートでリフレッシュできていたことが大きかったのかもしれません。
(こう言ってはなんですが、新卒で働いていた頃に比べて幸福度は何倍も高かったです)
というわけで、今回はこのあたりで。
この記事が読者様にとって少しでも参考になったなら幸甚でございます!
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