仁川駅の目の前には…イカしたチャイナタウンがありました!
「仁川(인천)」って聞くと真っ先に何を思い浮かべます?
おそらく空港を思い浮かべると思うんですが、チャイナタウンもとても有名です!
今日は仁川チャイナタウンについてお話します。
仁川チャイナタウンの概要
場所は地下鉄1号線仁川駅1番出口を出て真ん前です。
韓国でチャイナタウンと言えばここと釜山ですね!
どうしてこの2つが有名かと言うと、一つは大都市の駅の真ん前にあるから、というのともう一つは観光地化されていて街並みが綺麗だからかと思います。
また、近年韓国で拡大している中国人集住地域と異なり、実に130年以上の歴史があります。
1883年の仁川開港以降流入した中国人たちの集住地域となり、以降紆余曲折を経て現在のイカしたチャイナタウンになったんですね。
詳細はコチラ → KONEST 仁川チャイナタウン
仁川チャイナタウンを歩いてみた
というわけで、仁川のチャイナタウンを歩いてみます!
中華街の門をくぐってすぐのところにはジャージャー麺(짜장면)のお店がいくつかあります。
なんでも韓国風中華料理として人気のジャージャー麺は仁川のチャイナタウンが発祥なんだとか。
今回は食べませんでしたが、仁川のチャイナタウンで一番の目玉料理ですね。
ジャージャー麺屋さんの通りを過ぎて行くと少しずつ中華の色が濃くなっていきます。
これ仁川のチャイナタウンの特徴だと思うんですが、わりと山がちというか坂が多いです。
ジャージャー麺屋さんの通りをまっすぐ行った突き当りの交差点より先はほぼ坂です。
観光地なんですが、この日は雨が降っていたので、一部の通りを除いて人はそんなに多くありません。
つきあたりの交差点を右に曲がった通りが一番賑わっていました。
ちなみに明洞や東大門あたりにうようよいる日本人観光客はほとんどいませんでした。
たまたまこの日はそうだったのか、雨だったからなのかは分かりませんが、韓国人や中国人が多かった印象です。
あと特徴的だと思ったのが、割とハングル表記のお店が多いことです。それにスイーツ系。
釜山もそうだったんですが、現地人(韓国人)や観光客がしっかりターゲットになっているからかと思われます。
本当にどっかのチャイナタウン(安山)とは大違いです…笑
もう一つ特徴的だなと思ったのが三国志について結構強くフィーチャーされている点です。
これも釜山と共通してるんですが、仁川のほうがガチ度が高めです。
三国志がフィーチャーされてる専用の通りまであります。
三国志壁画街(通り)という名前の通り、ズラーっと壁画が並んでます。(KONESTさんによると150mにわたってだとか…)
これ何の壁画かというともちろん三国志なんですが、割と有名なエピソードというか一場面の描写です。
桃園の誓いとか、黄巾の乱とか、三顧の礼とか、赤壁の戦いとか…
メジャーどころはもちろん、すこぶるマニアックなシーンも一通り網羅されてます。
何を隠そう、僕は小6から中1にかけて頃三国志にドはまりしてた時期がありまして、その時の記憶が一気に蘇りました。
歴史好きのロマンをくすぐる粋なストリートにワクワクが止まりませんでした。
そしてなんだかギャラリー?のような施設まであります。
なんじゃこれ?って思って中に入ってみると…
武神の関羽様がおわしました。
日本のチャイナタウンでも横浜中華街みたいところには関帝廟がありますよね。
あれって三国志きっての豪傑である関羽を祭ってるお堂みたいな感じのとこなんですけど、こういう像みたいなのはありませんよね。
良い意味で「ここまでやるか!」って思います。
なんとも興味深いストリートでした。
はみだし ~隣接する自由公園
あと仁川のチャイナタウンには大きな公園も隣接してます。
自由公園(자유공원、チャユコンウォン)というみたいです。
チャイナタウンに隣接する公園として有名な横浜中華街の山下公園とは全然雰囲気が違います。
わりとがっつり林道というか、「山」って感じです。
(天気良かったらもうちょい景色やったんに…)
公園の中にはなんだか軍人のような人物の像も立ってます。
誰この人?
一緒にいた友人に訊いてみると
「めがどちゃんぐん」って言ってます。
なんじゃそりゃ?一瞬わけがわかりませんでしたが、ちょっと考えてわかりました。
マッカーサー元帥です!
韓国語では「맥아더 장군(=マッカーサー将軍、メガドチャングン)」と言うみたいです。
日本だとGHQのイメージ強すぎ先生ですが、韓国ではそうじゃないみたいなんですね。
朝鮮戦争(1950-1953年)において、一時北朝鮮に制圧されたソウルを奪還した「仁川上陸作戦」の指揮官として称えられているみたいです。
言ってみれば、国の存亡をかけた戦いにおける最大の功労者として尊敬されているようです。
仁川チャイナタウンで昼食
なるほどな、と思って公園を後にして昼食タイムです。
現地人の間でも美味しいと評判の燕京(エンケイ)というお店に行きます。
ネイバーマップだと「燕京」と検索しても出ないので注意!
「ヨンギョン」と検索します。
公園のすぐふもとにあります。
割と高級志向なお店です。
なかなか良い値段ですが、普通の小籠包(8000W)とシーフード小籠包(8000W)を1つずつ注文します。
ちなみに席にボルビックのペットボトルが置いてあり、サービスです。
10分くらいで出てきました。
ちょっと分かりにくいですが、けっこうデカいです。
横浜中華街とかで食べるやつの1.5倍でしょうか。
味の方はというと、普通の小籠包のほうはジューシーで激うまでした。
シーフードのほうは具がゴロゴロ入っていました。シーフード好きにはたまらないと思います!
(実は僕、エビ苦手なんですよね…笑)
ごちそうさまでした!
そんな感じで仁川チャイナタウンを後にします。
次は晴れてるときにまた行ってみたいな~
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